neverjpのぶらり日記

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(12)外部バス

バスはパソコン内部の各装置を結んだ信号線(回路)で、データをやり取りする通り道です。バスには、CPU 内部にある内部バス、CPUとチップセットとメモリを結ぶ外部バス、チップセットとPCIExpressスロットやPCIスロットなど拡張スロットを結ぶ拡張バスがあります。また、外部バスをシステムバスと呼ぶことがあります。通常バスというときは、外部バスと拡張バスのことを指します。外部バスは、CPUとチップセットを結ぶFSB*1チップセットとメモリを結ぶメモリバスに分かれます。このバスは、高速に動作するCPUとチップセットメモリを結ぶので、非常に高速でなければなりません。外部バスには多くのデータが流れるように信号線の本数を増やしてバスの幅を広げています。この信号線の本数をバス幅といい、一度に転送するデータ量を表します。現在は32ビットCPU が主流なので、CPUの処理能力に合わせてバス幅は32ビットとなっています。このバスを通るデータの速度はバス幅だけではなく、クロック周波数にも関係があります。CPUのクロック周波数を内部クロックと呼ぶのに対して、外部バスのクロック周波数を外部クロックと呼びます。外部クロックは100MHzまたは133MHzとなっています。
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*1:Front Side Bus