M繊維問屋
→山里の桜
次に行ったことはM繊維問屋のCOBOLのプログラムをコンパイルして作ったタスクのトラブルシューティングでした。このプラグラムを走らせるとOS下でプログラムチェック・インタラプト*1を起こしてしまいハングアップしてしまうというものです。COBOLのコンパイルの結果、シンタックスエラーはなく明らかにオブジェクトモジュールの生成ミスが原因と思われました。オンサイトでメモリ・ダンプを出力し解析しました。果たしてCOBOLのあるステートメントでオブジェクトコードの生成ミスを発見しました。ソフトウェア部の協力なしで、個人でコンパイルミスを見つけたということで自身にとってソフトウェアに関して大きな自信になりました。まだ構造化COBOLなどといった先進的なCOBOLコンパイラーの出る前のことです。これを防ぐためには処理系に影響しないダミー・ステートメントを挿入することでした。そうしてコンパイルして作ったオブジェクトは期待通り正しく実行することができました。
↑青空へ映えた黄色い花
←人気ブログランキングに参加しています。よろしければ1票を!
*1:メモリ領域外参照やゼロ・ディバイドなど