neverjpのぶらり日記

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マウスその1



光学式マウス(オプティカルマウス):裏にボールではなく発光器と受光器を持ち、光学的に移動方向や移動速度を検出する光学式マウスがあります。最近ではこのタイプのマウスが主流となっています。いくつかのメーカーから光学式のマウスが売り出されていますが、マイクロソフトのインテリマウスの内部を見てみますと、照明LEDとIntelliEyeチップがあります。マウスを一定の位置に置くと、照明LEDからの光が机の上を照らし、机の上の凹凸が反射光としてIntelliEyeチップに伝わります。この状態でマウスを移動すると、机の上の別の凹凸が反射光としてIntelliEyeチップに伝えられ、IntelliEyeチップは1つの凹凸から別の凹凸の変化をマウスが移動した方向と距離に変換して、パソコンに知らせます。この結果、マウスポインタが一定の方向と距離に移動します。マウスの内部にはマイクロスイッチというボタンがあり、マウスの蓋の左ボタンと右ボタンの裏についている突起物に対応していてマウスの左ボタンを押すと左側のスイッチが押され、右ボタンを押すと右側のスイッチが押されて左クリックや右クリックになります。場所によってはマウスパッドが不要で、埃などが付着しにくいといったメンテナンス性に優れています。しかし、机の上の凹凸の変化を調べてマウスポインタを移動するので、何の凹凸もない磨ききったガラスやプラスチックの上では使うことができないことがあります。最近ではたいていの場合、ホイールが付属していて、このホイールをクルクル回すと、その回転数がロータリーエンコーダに伝わり、その回転数を一定の距離に変換してパソコンに伝えます。この結果、ウィンドウの中のデータが一定の範囲だけスクロールします。

レーザー式マウス:イメージセンサーの光源にレーザー光が使用されています。光学式マウスに使われている赤色LEDより波長が短く、分類的には光学式マウスに近いです。レーザーを使用することで、光学式マウスより1秒間の読み取り回数や精度が向上し、これまでの光学式マウスでは読み取りが困難だった光沢加工された場所や白い机などでも使用できるようになりました。しかし、透明なガラスの上ではマウスパッドが必要になります。

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