neverjpのぶらり日記

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?パーフォマンスの飛躍的向上



今日のパソコンのユーザフレンドリーなマンマシンインターフェースの向上はハードウェアの飛躍的性能の向上によるところが大きい。今日は筆者がコンピュータメーカーに入社した数年後(1975年)当時の中型汎用コンピュータと2006年秋のノート型パソコンをコストパーフォーマンスの比較として述べてみたい。前者のCPU速度は190KIPS(1秒間に19万回命令を実行する)、後者は1.6GIPS(1秒間に16億回命令を実行する)デスクトップ型のパソコンは3.0GIPSを超えているものもあるから、約1.9GIPSと考えても良い。(GIPSという言葉はなく1.9GHzでCPUが動作しているという意味)。CPUの性能は1万倍に向上した。価格は前者が約2億円、後者は約20万円であるから1/1000になった。コストパーフォーマンスは1000万倍に向上した。こうしたことによりソフトウェアでは複雑なことが実現でき、テストベッド(テストの環境)も数段向上し、開発環境も折からのオブジェクト指向言語の充実もあいまって信頼性の高いものになっている。またディスク容量も前者は40MBのディスク装置3台が標準構成だったものが、後者では80GBが実現している。容量は670倍になっている。大きさは前者は2m*2m*3mで後者は40cm*30cm*3cmで1/30000になっている。メモリー価格は前者が32KBで10万円、後者は1GBで1万円。価格性能比は1/320000.

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