大学時代の親友だったH.N.君の七回忌であった。亡くなってから早、まる6年がたった。彼は東京に出てくると、私がいなくても私の実家に寝泊まりするなど本当に親しき仲だった。彼が亡なったとき私は大変な喪失感を味わったものだった。私は七回忌に当たってお花を奥様へ送った。ご丁寧にもお礼が奥様と娘さんから送られてきた。そんな気を使わせるほどだったら私はお花など送らなかったのに。恐縮してしまった。彼が召されてからほどなく、それまで行われていなかった大学の同期会が毎年行われるようになった。皮肉なものだ。
←人気ブログランキングに参加しています。ポチっと1票を!