neverjpのぶらり日記

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HTMLとXML

HTML*1はWebページを作成するのに使われる文書記述言語としてよく知られているマークアップ言語の一つです。HTMLで作成した文書の中で、タグと呼ばれる文字列を記述して文字サイズや段落の指定など文書の全体構成や見栄えを整えることができます。例えば「日本銀行」を太字で表示するには「<B>日本銀行</B>」と書き、文字色を青にするには「<FONT COLOR="blue">日本銀行</FONT>」と書きます。このように「<」や「>」で囲んだ文字列をタグと呼びます。また、この文書の中に記述した文字列や画像などに別の文書(Webページなど)を関連づけて、ほかのページと自由に行き来する*2ことができる機能を持ちます。このような文書をハイパーテキストといいます。このようにWebページとして作成されたHTML 文書はWebサーバに置かれ、ブラウザの要求に応えてこの文書を送ります。受け取ったWebページはブラウザに表示されます。
XML*3:Webページの作成といえばHTMLでしたが、1998年にXMLというマークアップ言語の登場でWebページの情報データの再利用が可能となりました。HTMLでは決められたタグしか使用できませんが、XMLは自由にタグを定義できるメタ言語で、例えば「<数量>」というような理解しやすいタグも記述できます。メタ言語とは情報を記述する言語という意味で、XMLはタグや属性を定義して、これを使って情報を記述します。HTMLで提供される情報データは表示することが主な目的で再利用には制限があります。これに対しXMLでは提供された情報は有効に再利用できます。


数量


12345  ←  <FONT color="green">12345</FONT>

〜で、文書がHTMLであることを宣言します。
〜でこの間に書かれた文書がブラウザに本文として表示されます。
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*1:Hyper Text Markup Language

*2:ハイパーリンク

*3:extensible markup language